金属部品からの樹脂化を実現する
三ツ星ベルトの
SF(発泡射出)成形

製品の成形で
こんなお悩みはありませんか?

メーカーの設計・購買担当のみなさまへ

SF成形なら、
そのお悩みを解決するご提案ができます!

SF成形とは

Structural Foam 発泡構造体

SF成形とは、プラスチック製品の大量生産に向いている成形工法の中で、
現在最も普及している射出成形に準じた成形工法です。
成形物が発泡構造体を持ち、気泡を有する成形方法で、厚肉成形が得意な工法です。
基本肉厚4mm~10mmで、しっかりとした成形品を作ることが可能です。

\具体的な事例をご紹介いたします!/

SF成形の6つの特長

剛性UP

基本肉厚4mm~10mmで、板金に近いしっかりとした成形品を作ります。また、厚肉な成形品を得ることで、引張・曲げ共に耐荷重の特性は有利になります。

軽量化

成形品の剛性を確保したまま軽量化に貢献します。特に金属部品から置き換えにおいては大きな効果を期待できます。

優れた寸法安定性

低歪な成形工法のため、複雑な設計でも歪みが少ない成形品を実現でき、アルミダイカストからの置き換え検討に適しています。

ヒケ・ソリ改善

発泡圧で樹脂を充填する低圧成形のためソリが少ない成形工法です。また、内部が発泡層で出来ており成形収縮時の肉やせが軽減出来るため、ヒケ改善にも効果があります。

コストダウン

意匠部分と機能部分の一体成形など、部品点数・組立工数の削減を実現できるので、コストダウンにもつながります。

省エネ化

本来、一般射出成形では大きな成形機のトン数が必要ですが、SF成形では必要型締め力を低く抑えられるため、小さな成形機のトン数で成形ができます。

SF成形 採用事例

新生児保育器本体

寸法安定性に優れ、高い剛性のSF成形品が新生児を優しく、しっかりと支えています。

大型ATM向けカバー

SF成形での一体成形により、「装置の顔」として意匠性の向上に役立っています。また、裏面に多数のボスを設置し、部品点数の削減にも貢献しています。

その他にも、医療機器・分析装置・社会インフラ・工作機械など、
様々な分野でSF成形を採用いただいております。

お問い合わせから
量産までの流れ

試作金型を活用した
材料提案も行っております
当社保有のSF成形サンプル作製用金型を活用して、新しい材料でSF成形のトライ評価が可能です。
ご要望に応じて、SF成形の採用に必要な成形肉厚(MAX10mm)の板サンプルのご提供や当社保有の設備で測定・評価が可能です。※詳細はお問い合わせをお願いいたします。

よくあるご質問

Q.SF成形の最大サイズを教えてください。
A.当社保有の成形機では1000mm×600mmの投影面積、最大肉厚10mmの成形が可能です。SF成形では小さな型締力で大きな投影面積の成形品をつくることが可能です。
Q.表面に泡は出ませんか?
A.実際は表面に泡はできていますが、発泡する前に冷え固まりますので、表面に発泡層が出ることはありません。
Q.SF成形品は塗装対応はできますか?
A.問題無く塗装の対応は可能です。サテンからシボ塗装までユーザー様のニーズに合わせて対応いたします。

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